考えるより感じろ!

何度も書いてすみません。
私は1型糖尿病ですから自分の体の中で血糖値を下げる働きをするホルモンであるインスリンを作ることができません。
だから注射によってインスリンを補っています。
しかし注射したインスリンが多すぎたり運動などによって効き過ぎたりすると血糖値はもっと下がり低血糖という症状を起こしたりします。
血糖値は高すぎてもいけないし低すぎてもいけないのです。
しかし私は注射でしかインスリンの量を調整することができません。
そのために血糖測定器というものを持ち歩いております。
この日記にいつも書く血糖値はその測定器で測った数値です。


私はこれまでに低血糖を感じたことはたぶん一度しかありません。
何故たぶんという表現をするのかというと、きちんと確認していないからです。
ある日の事です。
いつものように家にいてお昼になったので注射して食事したんですね。
たしかパスタだったと思います。
そして食事後ふらっと車でコンビニに出かけたのです。
コンビニはそんなに遠くはないのですが、歩いていくには遠い所にあります。
程なくして着き車を停めるとなぜか体がぶるぶるするのです。
寒いからではありません。
よくわからないのですが体がぶるぶるぶるぶるするのです。
ひょっとしてこれが低血糖というものだろうか?
しかしちょっとそこまで感覚でコンビニに行ったので血糖測定器など持ってきてはいません。
とりあえずコンビニでパンを買い、むさぼるように食ってしばらくじっとしていたら治ったのでほっとしました。
ああ、たぶんこれが低血糖なんだろうなあと思っています。
それからはそんなことを感じたことはありません。
「あっ、やばいかも。」と思って測ってみたらやっぱりそうだった、といった経験はまだしていません。
「あっ、やばいかも。」と思って測ってみたらなんてことはなかった、という経験は何度もあります。
だから低血糖の症状というものがよくわかっていません。


となると仕事のときはかなり不安になります。
血糖測定はだいたい朝食前と毎食後にしています。
それは入院中がそうだったからそうしているわけで深い意味はないんですけど、最近は仕事中は食後の測定は難しいと考えています。
仕事中に抜けて血糖測定なんてなかなかできないですから。
なので最近は食前に測定することが多いです。
しかしそれでは食事して次の食事前まですごく不安な時間を過ごさないといけないのです。
食後測定ならば結果によって補食や追加打ちといった対処のしようがありますからね。


あとこんなできごともあります。
泊まりで仕事に行った最後の日です。
宿で朝食後、現場入りしいつものように食後の血糖測定をしたのです。
体は別にどうってことないのですよ。
しかし結果は38。
これは今までの最低記録です。
まだ破られていません。
私は一気に具合が悪くなり動けなくなりました。
昨日の保育園の話と同じです。
このことは6/12のできごとで日記にも書いています。


結局何が言いたいのかというと、
「考えるより感じろ!」
ということです。
もちろん私に対して言っています。
あれこれ自分で考えてその考えに惑わされずに自分の体の状態を自分で感じるようになりたいなと思うのであります。
そうしないと私の体は危険です。
もっと敏感な体になりたいなと思う私なのでした。