歌の力。

少し前まではかなりの貧乏生活を送っていた私ですが、最近は多少懐に余裕のある生活をしております。
昨日は病院から帰って食事をしパチンコ屋に行ったのですが、スロットの「秘宝伝」のおかげでさらに余裕ができました。
というわけで今日も午前中から出かけることにしました。
家にいても暑いだけですからね。
目指すは郊外のとあるショッピングモール。
そこには最近流行りのシネコンがありまして、今日は映画でも観ようと思ったわけです。
実は自分の意志で映画館に行くのは初めてです。
映画はいつもビデオやDVDをレンタルして観ていました。
今までは映画館というものに魅力を感じなかったのです。
たぶん一回しか行ったことがないと思います。
それもずいぶんと昔に親に連れられて「スノーマン」と「風が吹くとき」というアニメ映画を観た記憶しかありません。
そんな私が何故映画を観に行こうと思ったのかというとこんな理由があったからです。


今日観た映画は「タイヨウのうた」でした。
今夜からドラマが始まりますよね。
この「タイヨウのうた」のように映画化もドラマ化もされる作品というのは最近増えていると思います。
私は今夜からそのドラマを観ようと思っているのですが、その前にどうしても映画を観ておきたかったのです。
たぶん映画よりもドラマを先に観てしまうと後で映画を観たときにどうしても物足りなさを感じてしまうのではなかろうかと思うのです。
話のあらすじはわかっているので私の中で映画の方がダイジェストっぽくなるんですよね。
確かに映画には映画の良さがありますし、ドラマにはドラマの良さがあると思います。
しかしどうしても比較してしまうので尺の短い映画の方を先に観ておいた方がいいだろうと考えました。
以前「世界の中心で、愛をさけぶ」でそう思ったのです。


朝いちの10:25からの上映を観ました。
私が行った所では実は今日が最終日でしかも平日の午前中ということもあって、客は私と髭をはやした若い男性の二人でした。
そいつがいなければ貸切状態だったのに。
全席指定なのですが当然席には余裕があるわけで、私はすごく快適に映画を観ることができました。
いやあ映画館で観るのっていいものですね。
どうして今までしなかったのでしょう。


で、映画の感想です。
ネタバレを避けるため内容は書きませんが、物語としてはものすごくシンプルでした。
主演のYUIさんは演技があまり上手ではありませんでしたが魅力的でした。
そんな物語としてはたいしたことなかった「タイヨウのうた」ですが、私は思わず泣いてしまいそうになったのです。
もう必死でこらえましたよ。
髭の兄ちゃんがいたから。
一人だったら号泣していたかもしれません。
何が私の涙腺を刺激したのかというと歌なのです。
なんか知らんけど感動しました。
歌の力ってやつでしょうか。
もちろん歌だけが良いというわけではないんですよ。
歌も含めたシーンが良かったのです。
よくわからないんですけど。
お話としてはシンプルなのに。
けど映画ってそういうものなんではないでしょうか。
映画はシーンを観るものだと私は考えています。
たぶんDVDが出たらまた観るでしょう。
以上、個人的な感想でした。


で、あまりにも歌で感動してしまったので映画館を出たあとに思わず買ってしまいました。

Good-bye days

Good-bye days


しばらくは聴いているだけで涙が出そうになるかもしれません。


さて、ドラマの方はどうなんでしょうか。
今夜じっくりと観てみたいと思います。